SQUADRA BLOG
デザイナーの趣味と日常となんとか。
2006.11.16 Thursday
美味しんぼ
漫画「美味しんぼ」。
ずっと単行本を買っているのですが、30巻前後くらいまでがピークのような気がします。
もちろん面白さではありません。
海原雄山の無茶さです。
登場初期の大原社主を美食倶楽部から除名するコマが最も無茶振りを発揮しているところですが、それ以降も渋滞にまかれては「庶民に車を与えるな」と言ってみたり、山岡に出された鯖が美味しかった事が許せず「この雄山にこんな皿で料理を出すとは!」と、器に文句をつけてみたり…
それが30巻を過ぎ、50巻前後の山岡・栗田が結婚する話が出るあたりから急激に丸くなっていきます。
子供が生まれたあたりなんて、すっかりなまくら刀というか、ただの良いおじいさんになってしまっているではないですか!
昔のトガっていた雄山が恋しくなり、まだ表紙に特色が使われていない頃の単行本を読み返してしまいます…。